1.経験豊富な専門医による信頼性の高い手術

手術医師　田邊 樹郎

当院では、ものもらいなどの一般的な眼科疾患に対する小手術だけでなく、内眼手術として白内障手術・緑内障手術・網膜硝子体手術を行います。また、まぶたの手術や眼瞼けいれんに対するボトックス注射、加齢黄斑変性に対する抗VEGF薬の硝子体注射なども行います。眼科専門の医師として、すべての病気に対する詳しい知識は持ち合わせているのは当然です。しかし、手術ということになると、非常に大きな責任を背負う上に、それぞれの疾患ごとにまったく異なった技術が必要になります。そういった理由で、一人の医師がすべての分野の手術を担当するということは稀であり、それぞれの医師が深く突き詰めている専門分野の治療を、責任を持ってお引き受けするというのが一般的です。生活に必要な情報の約90%は視覚から得ているため、目は最も重要な組織の一つであると言われています。その大切な組織を取り扱う診療科ならではの高い専門性と技術が要求されているわけです。当院では、治療経験が豊富な医師が診察そして手術を担当しますので、クオリティの高い治療を安心して受けて頂けるはずです。手術件数や業績だけで当然判断できるわけではありませんが、患者様にとって病院を選ぶ一つの判断材料になるのは間違いありません。

2.日帰り手術が基本：ご希望があれば入院治療も可

眼科手術は、手術技術そのものの向上に加えて周辺機器の発達なども合いなって、近年大きな進歩を遂げました。特に白内障手術や硝子体手術の技術進化は本当に目覚ましいものがあり、数年前と比べて手術時間が大幅に短縮されました。手術が低侵襲化し短時間になったことで、目にかかる負荷も体力的な負担も軽減されました。結果、術後数時間で普通に歩行可能となり、ほとんどの症例で日帰り手術が可能になったわけです。
当院の手術も基本的には日帰り手術で行います。

日帰り手術は、

• 体調に問題なく健康で入院したくない方
• 手術を急がれる方
• 仕事が忙しくまとまった時間が作れない方
• 透析中の方
• 介護が必要なご家族がいる方
• ペットがいる方

こういった方には大きなメリットがあると思います。また、特に70歳以上では医療費の自己負担額が入院に比べて20%ほど少なくなるので、経済的な面でも利点があると言えます。
だからと言って必ずしも日帰り手術でなければいけない理由はなく、例えばやはり入院手術を希望される方、目の病状から入院管理が必要と判断された方などは、連携病院(JCHO東京新宿メディカルセンター、東大病院など)での治療をお勧めさせて頂きます。その他、全身的にリスクの高い病気を合併されている方や重度の認知症の患者様などは、入院手術が好ましいと考えられます。

3.クリーンな手術室で安全性の高い手術を

当院は手術に力を入れていますので、特に手術室は最大限こだわって作りました。
可能な限り安全な環境で手術を受けて頂くため、手術器具の消毒・滅菌を徹底するのは当然のこと、手術室全体を陽圧構造にして、空気中の埃や塵を除去する特別なフィルター(HEPAフィルター)を通して常時換気しています。
大学病院と同レベルの「クラス10000」の清浄度を保つことで細菌やウイルスなどの感染予防を徹底的に行っています。どんなに注意してもある一定の率で術後感染は起こりますが、その確率を限りなく0％にするために全力を尽くしています。

特に手術前の患者様は多少なりとも緊張や不安を感じられるものですが、それを少しでも和らげてリラックスして頂くために、手術までの待機時間をご家族と一緒にお過ごし頂く部屋(リラックスルーム)を設けました。
気持ちが穏やかになるような映像や音楽を用意してありますので、そこでご家族とともに少しでも緊張を和らげて手術に臨んで頂きたいと考えています。

4.駅前徒歩０分の立地にも関わらず広い空間、豊富な手術・検査機器を完備

駅前徒歩0分、まさに駅の目の前という立地にありながら、クリニックは広い空間(90坪：297m2)になっています。待合室を広くすることで、検査や診察でお待ちの患者様のストレスを可能な限り軽減するよう工夫しています。

手術において医師の高い技術が求められるのは当たり前のことですが、それと同じくらい手術機器や検査機器を充実させることが重要です。そういった周辺機器のサポートがあることで、よりクオリティの高い手術が実施できるわけです。少しでも患者様の治療にプラスになるように、当院では広い空間を利用して多くの手術・検査機器を常設しています。

5.当院で行っている日帰り手術