当院で導入している手術機器
患者様に安全かつ質の高い白内障手術および硝子体手術を受けていただくため、当院では主に大学病院や基幹病院で採用されている最上位モデルの手術装置を導入しております。
1. 白内障手術装置
CENTURION® VISION SYSTEM with ACTIVE SENTRY®
ハンドピース(アルコン社製)
CENTURION® VISION SYSTEM
当院で導入しているCENTURION® VISION SYSTEM(通称センチュリオンゴールド)は、白内障手術装置における最上位モデルです。
<特徴1>安全性の追求
従来の白内障手術装置では「グラビティ灌流システム」や「加圧式灌流システム」が用いられていました。一方、CENTURION® VISION SYSTEMには手術中の眼内圧を一定に保つ独自の「灌流制御システム(Active Fluidicsテクノロジー)」が搭載されています。専用の白内障手術用ハンドピース 「CENTURION® ACTIVE SENTRY® ハンドピース」に灌流圧センサーが内蔵されており、術中の眼内圧を常時モニターしています。眼内圧変動の大きさ(サージ)に応じてリアルタイムに灌流液の注入量を自動調整し、あらかじめ設定した目標眼圧を全ての瞬間において維持してくれる(前房深度を安定させる)というメカニズムです。この先進的テクノロジーにより、これまでにない安全性、安定性、コントロール性が実現しました。
「CENTURION® ACTIVE SENTRY® ハンドピース」を使用することにより、従来の装置より低い眼内圧と少ない灌流量で手術を行うことが可能になりました。
またオクルージョンブレイク後の圧変動(サージ)をリアルタイムに検知していて、前房深度を常に維持してくれます。手術中の眼内圧変動と灌流量を抑えることで「目に優しい手術」が可能となり、その結果は早期の視力回復につながります。加えて、白内障手術の最大の合併症である後嚢破損の発生頻度も驚くほど減少しました。白内障手術における安全性および効率性が格段に向上したということになります。
<特徴2>効率性の追求
従来の装置では「縦発振方式」や「楕円形縦発振方式」の超音波により水晶体の乳化吸引を行っていました。最上位モデルCENTURION® VISION SYSTEMではチップ先端のデザインを改良し、独自の超音波発振機能である「 OZil®トーショナルフェイコ」(縦方向と横方向のコンビネーション)が使用可能となりました。
「OZil®トーショナルフェイコ」を使用することで、1.核処理効率の向上、2.核の蹴り返しを軽減、3.使用エネルギーの軽減、4.流体使用量の軽減、5.トーショナル機能の拡張、などの効能が実現しました。簡単に言うと、水晶体を短時間で効率よく砕き、瞬時に吸い取ることができるということです。特に重症の白濁した硬い白内障(過熟白内障)で素晴らしいパフォーマンスを発揮します。水晶体の処理時間が短くなれば手術侵襲(目への負担)は当然軽減します。術者の経験や技術はもちろんのこと、それに手術装置の技術進歩が加わることで、これまで以上に「目に優しい手術」が可能になると考えられます。
2. 硝子体手術装置
Constellation® VISION SYSTEM(アルコン社製)
Constellation® VISION SYSTEM
当院で導入しているConstellation® VISION SYSTEMは、高い安全性と効率性を追求した最上位モデルの硝子体手術装置です。
<特徴1>
Constellation® VISION SYSTEMは、硝子体手術で必要とされる硝子体切除カッター、照明装置、灌流システム、レーザー機能を一台に有しています。これらの機能はすべてアルコン社の最新技術であるため、より安全で効率的な硝子体手術を可能とします。
その中でも特に硝子体カッターの性能と眼内還流システムの安定性は手術の成否に直結します。Constellation® VISION SYSTEMには、最高速カットレート(毎分20,000回/分)での硝子体切除を可能とする「ウルトラビット®プローブ」および「デューティーサイクルコントロール®」が搭載されています。従来のスプリング駆動式プローブは、高回転になるとデューティーサイクルを維持できず、硝子体切除量が著しく減少します。しかし、デュアル駆動式の「ウルトラビット®プローブ」ではカットレート値に関わらずデューティーサイクルをコントロールできるため、「安全性」と「効率性」といった相反する2つの要素を同時に満たす硝子体手術が可能となりました。特に網膜の可動性が高い「裂孔原性網膜剥離」や「増殖糖尿病網膜症」といった難治症例の手術を行う際にその高い能力を発揮します。このような高性能な硝子体カッターを備えたConstellation® VISION SYSTEMと広角眼底観察システムResight®(Carl Zeiss社)を組み合わせることにより、手術時間や手術侵襲手術侵襲(目への負担)を大きく減少させることが可能となり、硝子体手術の術後成績が格段に向上しました。
<特徴2>
眼底観察システムResight®
当院で行われている硝子体手術は、創口が0.5mmと小さく、眼表面の結膜をほとんど切開しない25ゲージ極小切開硝子体手術(MIVS : minimally invasive vitrectomy surgery)です。MIVSの登場により、術後の不快感や乱視が軽減され、手術時間や視力回復の期間も短縮されました。当院では患者様が一日でも早く社会復帰できるように、何より「目に優しい手術」を心がけております。
医院概要
医院名: | みずほ眼科 |
---|---|
診療科目: | 眼科・小児眼科 |
外来医長: | 渡邊 裕香(日本眼科学会認定眼科専門医/ボトックス治療認定医/オルソケラトロジー認定医) |
手術医師: | 田邊 樹郎(日本眼科学会認定眼科専門医・指導医/Best Doctors in Japan(2014~)/医学博士(東京大学)/PDT認定医/ボトックス治療認定医/厚生労働省身体障害認定医(視覚障害)) 詳しいドクター紹介はこちら >> |
住所: | 〒124-0012 葛飾区立石 1-15-5 みずほメディカルモール3F |
T E L: | 03-5654-7086 |
アクセス: | 京成線「立石駅」より徒歩0分
改札を出て右の階段を下り、駅を背に右折(押上方向へ戻る)イトーヨーカドーの先の1Fがセブンイレブンのビルです。 |
駐車場: | 提携駐車場16台 駐車場はこちら >> |
医院名: | みずほ眼科 |
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診療科目: | 眼科・小児眼科 |
外来医長: | 渡邊 裕香(日本眼科学会認定眼科専門医/ボトックス治療認定医/オルソケラトロジー認定医) |
手術医師: | 田邊 樹郎(日本眼科学会認定眼科専門医・指導医/Best Doctors in Japan(2014~)/医学博士(東京大学)/PDT認定医/ボトックス治療認定医/厚生労働省身体障害認定医(視覚障害)) 詳しいドクター紹介はこちら >> |
住所: | 〒124-0012 葛飾区立石 1-15-5 みずほメディカルモール3F |
T E L: | 03-5654-7086 |
アクセス: | 京成線「立石駅」より徒歩0分
改札を出て右の階段を下り、駅を背に右折(押上方向へ戻る)イトーヨーカドーの先の1Fがセブンイレブンのビルです。 |
駐車場: | 提携駐車場16台 駐車場はこちら >> |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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09:00 ~ 12:00 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 専門外来 | - |
14:00 ~ 18:00 |
○ | ○ | 手術 | ○ | ○ | 17:00まで | - |